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コラム
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不妊症、不妊治療について
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各種検診について
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不妊症、不妊治療について
当院では、次の流れで不妊治療を進めます。
1.まず、問診により状態の把握をいたします。
2.基礎体温の測定、女性ホルモン検査、卵管通過性検査精液検査、超音波検査などスクリーニング検査を行います。
3.上記検査で卵管閉鎖、子宮筋腫、子宮内膜症などの疾患が見つかれば、内視鏡下の手術をお勧めします。
4.上記検査で排卵傷害が見つかれば「排卵誘発」を行います。
5.上記検査で精子に問題があれば、「人工授精」(保険適応でおよそ6000円)または、「体外受精」をお勧めします。
6.特に、不妊原因が見つからない場合には、「タイミング法」を最初に試みます。
7.タイミング法のみでは妊娠に至らない場合には、排卵誘発をした上での「人工授精」(保険適応でおよそ6000円)をお勧めいたします。一般的には、妊娠率がおよそ30%上がるといわれています。
8.上記方法で妊娠に至らない場合には、腹腔鏡検査により再度原因検索をすることをお勧めいたします。
9.ここまでの治療で妊娠に至らない場合には、体外受精をお勧めします。
*当院での排卵誘発は、クロミッド、レトロゾール、FSH自己注射の中から、患者様に合った方法を選択しています。
●不妊治療成績(2020年6月から2021年5月)
挙児希望で当院を受診された患者様は、期間中106人いらっしゃり、39人の方が妊
娠されました。妊娠率37%です。
・妊娠方法の内訳