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激しい頭痛1: 片頭痛
通常の鎮痛薬が効かない激しい頭痛で多いのが片頭痛です。
片頭痛の痛みは通常の頭痛より激しく脈打つような痛みです。強い吐き気や嘔吐を伴うことがよくあります。
動くと悪化するため横たわったままじっとしているしかなくなります。
光や音、においに過敏になります。
片頭痛は片方の頭痛と書きますが片方のみでなく頭全体が痛いこともよくあります。
ひと月数日以下の場合は片頭痛専用の鎮痛薬がよく効きます。
しかし、ひと月5回以上鎮痛薬を内服することが数か月続く場合予防を考える必要がでてきます。
鎮痛薬を頻繁に内服し続けると薬物乱用の症状が出る可能性が高くなるためです。
薬物乱用の症状で代表的なのは薬の効果が弱くなる、薬を服用しすぎることにより別の
頭痛がでてくることです。市販の鎮痛薬や処方された消炎鎮痛薬も内服しすぎると同様のことがおきます。
市販の鎮痛薬、消炎鎮痛剤の場合それだけではなく、胃潰瘍、肝機能障害、腎機能障害など様々な副作用があります。
自分でできる予防の一つは睡眠不足にならないよう規則正しい生活を送ることです。
生活習慣を見直すだけで回数が減る場合はよいですが多くは毎日内服する予防薬を使います。
予防薬は頭痛時のみに内服する頓服薬と違い先にあげたような危険な副作用は通常ありません。
最近は内服の他注射の予防薬があり予防方法が広がっています。